特集:コンピュータウイルスと予防対策

プロバイダーと契約し、インターネットを接続させ、いつでもネット上を閲覧できる環境を作り終えた後、様々なトラブルが発生する事になるでしょう。
その中にあって、最も深刻なトラブルは何だと思いますか? 一番深刻な問題は、間違いなく「コンピュータウイルス」です。

ウイルスという言葉は、ほとんどの人が耳にした事があるでしょう。 プロバイダーでも契約の際に必ずどこかに表記してある言葉です。 ウイルスというものがどういうものなのかも、大体想像がつくでしょう。
人間が病気になるのと同じで、パソコンを病気の状態にしてしまうことから、病原菌という意味で使われるウイルスという言葉をコンピューターでも使用することになっているのですから、当然パソコンを異常な状態にするものである、ということは大体の方が感覚的に理解しているかと思います。

ウイルスが及ぼす影響は、実に様々です。
パソコンを誤作動させ、内部の情報を全てネット上に流したり、表示を異常に重くしたり、ひどいものになるとハードディスクの中身を全部削除したり、パソコンそのものを使用不可能な状態にしてしまったりと、ウイルスがもたらす症状は計り知れない程のものが存在しています。 その為、プロバイダーも全てに対処するのは不可能という事になっています。 実際、ウイルスというのはほぼ毎日新種が生まれています。
よって、ウイルスを特定するだけでもかなりの時間を要し、それに対応していくというのは非常に難しい問題と言えます。

ウイルスにも色々種類はありますが、大きく分ける場合は「ウイルス」と「スパイウェア」に分かれます。 中には混同しているプロバイダーもありますが、基本的には違うものです。
ウイルスは基本的にインターネット経由で感染しますが、スパイウェアは普通に配布されているCDや配信ツールにもついてくる場合があります。 当然、対処法も変わってくるでしょう。

では、ウイルスに関してはどのような予防が有効なのでしょう。 一番無難なのは、プロバイダーや専門の会社が提供しているサービス、アンチウイルスソフトの導入です。 これによって、現存するウイルスのほとんどは食い止める事ができます。 ただ、これでも完全ではありません。
ウイルスは常に新種が生まれているものであるというのは、既に前述したとおりです。 それが何を意味するのかというと、プロバイダーやアンチウイルス専門会社であっても、特効薬を作れないようなウイルスが存在しているという事です。 また、最新のウイルスに関しては、しっかりと定義できるまではやはり多少時間がかかります。
新種のインフルエンザは予防接種では防ぎきれないのと同じです。

ただ、一番重要なのは、ウイルスに感染するような行動を控える事です。
ウイルスやスパイウェアでパソコンが感染される行動というのは、怪しいサイトへの訪問、P2Pソフトを利用したファイル交換、怪しいメールの閲覧が大半を占めます。

こうした行動を控え、プロバイダーのアンチウイルスサービスや専門のアンチウイルスソフトを常備させれば、まず大事にはなりません。

そしてこれが一番大事なのですが、ウイルスに侵されたと思ったら、すぐに「システムの復元」を行う事です。 XP以上のウインドウズを搭載したパソコンであれば、問題なく行えます。
これで大抵の問題は解決します。